ものづくりの発祥は、「必要」がその母であることは万人の承知のことでありますが、必要なるものについては、万人万物で、砂漠の民は水を必要とし、水上の民は土を必要とするのであります。
したがって、「必要」というキーワードは、必須項目でありますが、「何が」というと、これ、と限定できないのであります。
つまり、地域、文化、歴史、先進度、貧富度、等々によっても異なりますし、思想、哲学、ジャンルによって、その求めるところは大きく違ってくるのであります。その大きな広がりの中で、様々なものが手作りから大量生産に至るまでの産業として、日々生産されているのであります。
そんな認識を前提にして、ものづくりの範囲を考えますと、その範囲は、第一次産業から最先端技術産業に至るのであり、その中のどの部分をとってみても、各々その重要性と意味合いを持っているのであります。
が、各々が、産業と成りうるかなり得ないかには、その量と手間、つまり、原材料とコスト、更には必要性とその時間、言い換えれば「需要」と「供給」のバランスなのであります。
もちろんその他に、設備、人材、費用、諸経費が必要であることはいうまでもありません。 |